昨今、地球温暖化に伴う雪不足が原因でスキー場の倒産が相次いでいますが、今でも事業を継続しているスキー場は滑走エリアを狭め、降雪機をフル稼働し、期間を縮小するなど様々な努力を続けられているとのことで、その姿勢に心からエールを送りたいと思います。
新年から大雪のニュースが届いていますが、地球温暖化は必ずしも雪の減少を生むばかりではなく地域によってはドカ雪の発生をもたらすこともあるとのことです。降雪量が増えていている地域の自治体は様々な問題に頭を悩ませることになりそうです。大雪による鉄道や道路などの被害、通勤や帰宅への影響、孤立集落の発生などです。
みなさまのご家庭でも雪による被害が生じる可能性があります。リスクを回避する役割を持つ損害保険では、雪による家屋や施設の破損や倒壊は『火災保険』で補償されます。火災保険はネーミングから火事だけへの備えと誤解される事が多いのですが、火事のほかにも爆発や落雷、風災、水災そして雪災など多くの自然災害に備えています。
・雪の重みで家が潰れた。
・雪により屋根や庇(ひさし)が破損した。
・屋根から雪が落ちて、1階外のエアコン室外機が破損した。 などなど
万が一、雪による被害を受けた場合は、火災保険ご加入の代理店もしくは保険会社にご相談ください。また、住宅修理などに関し「保険が使える」と言って勧誘する業者とのトラブルが増加していますので、ご注意ください。
日本損害保険協会は、悪徳な住宅修理やリフォームに関し注意喚起していますので、下記リンクを是非ご覧ください。
住宅の修理などに関するトラブルにご注意|日本損害保険協会